コケ対策 — 種類別の見分け方と対処
緑藻・黒ヒゲ・茶ゴケ・髭ゴケ — 種類ごとに原因と対処が違う。見て識別、原因を断つ。
コケは病気ではなく、バランスの崩れのサインです。「コケ取り薬」は症状を覆い隠すだけ。本ガイドは主要 5 タイプの見分け方と根本原因を扱います。
1. 緑斑/緑点コケ(GDA)
症状:ガラスに緑の小さな点が粉のように広がり、掃除後 3〜5 日で再発。 原因:光が強すぎる、CO₂ が不安定。 対処:3 週間放置 — 胞子が熟して一枚に剥がれ、一拭きで落ちます。その後、点灯時間を 6 時間に短縮。
2. 茶ゴケ(珪藻)
症状:立ち上げ直後(2〜6 週間)にガラス、葉、底床に茶色い「粉」。 原因:新水のシリカ過多、生物濾過の未成熟。 対処:待つ。4〜8 週間で自然消失。ネリテとオトシンクルスで加速可能。
3. 黒ヒゲコケ(BBA)
症状:葉の縁・器材・流木に灰黒色の「ヒゲ」。 原因:CO₂ の不安定または不足、水流不良。 対処:CO₂ を 25〜30 mg/L で安定させ、水流を改善。スポット処理:グルタルアルデヒド(Excel)または 3% 過酸化水素水を患部に直接(濾過 OFF、5 分)。
4. 糸状/髭状コケ
症状:水草や底床に細い緑の糸、時に密なマット状。 原因:光過剰 + 窒素/リン不足。 対処:歯ブラシなどで手で巻き取り、多量要素を整える(NO₃ 10〜20 mg/L、PO₄ 0.5〜1 mg/L)。ヤマトヌマエビが最強のクリーナー。
5. グリーンウォーター(植物プランクトン)
症状:水が緑色に濁り、魚が見えにくくなる。 原因:直射日光、硝酸塩過多、過密、低 pH + 有機物。 対処:UV 殺菌灯を 1 週間 + 3 日間のブラックアウト(暗幕で覆う)。
全体戦略
1. 写真と説明で種類を見分ける。 2. 症状ではなく原因を治す。 3. 2〜4 週間待つ — コケは引くのが遅い。 4. 並行してクリーナー導入:ヤマト、オトシン、ネリテ。
コケは常に水草より速い。コケが生えるなら、水草に足りないものをコケが余分に持っているということ。治すべきは水草、コケではない。
よくある質問
- 「コケ取り薬」は効きますか?
- 多くは規定量を超えると水草や無脊椎に有害です。2〜4 週間は症状を抑えますが、原因を断たないと再発します。本当に効くのは黒ヒゲ用(Excel)とグリーンウォーター用(UV)だけです。
- 100 L 水槽にヤマトヌマエビは何匹?
- 6〜8 匹。少ないと糸状コケが追いつかず、多すぎると残餌を巡って互いに競合します。
科学委員会 — 魚類学者と獣医師
大学卒の魚類学者・獣医師 · FishBase、Seriously Fish、査読論文を典拠とする · 監修した記事には資格を明記して署名する
Goldie 編集チーム
合計 30 年以上の実践経験を持つアクアリスト · FishBase と Seriously Fish に基づき事実確認を行う生物学者と編集者 · すべての記事は公開前に資格を持つ魚類学者の監修を受けます
出典
- 2hraquarist — Algae types · 2HR Aquarist · 2026-05-22
- Aquarium Co-Op — Algae guide · Aquarium Co-Op · 2026-05-22