水換え — 頻度と量の決め方
もっとも重要なメンテ作業 — 量・水の準備・避けるべきこと。
水換えはもっとも重要なルーティン。これを怠ると硝酸が溜まり、硬度が下がり、微量要素が枯渇する。1〜3 か月で生物バランスが崩壊する。
基本スケジュール
熱帯混泳水槽の標準:週 1 回、水量の 25〜30 % を交換。これで大半のケースは足りる。それ以上の交換は害はないが、効果は比例して増えない。
頻度を上げるべきとき
• 過密水槽 — 週 1 回 50 %、または週 2 回 25 %。
• ディスカス単独水槽 — 2 日に 30 %、または週 1 回 50 %。
• 投薬後 — 薬剤除去のため 50 % を連続して数回。
• 硝酸テストで >40 mg/L — 交換頻度を上げる。
頻度を下げてよいとき
• 低密度の水草水槽 — 2 週に 1 回 25 %。
• Walstad バイオトープ(密植・少魚)— 月 1 回。
水の準備
水道水には塩素/クロラミン、ときに重金属も含まれる。選択肢:
• 開放容器で 24〜48 時間置く — 遊離塩素は抜ける。クロラミンは抜けない。
• コンディショナー(Seachem Prime、Tetra AquaSafe)を使う — 即時無害化。
• デリケートな種類には RO 水 + ミネラル添加。
水換え時の水温
旧水と新水の温度差 — 最大でも 2 °C。冷水を入れると魚にストレスがかかり、白点病を誘発することがある。
底床のプロホース
2〜4 週に 1 回、底床をプロホースで吸って溜まったデトリタスを取り除く。1 回に底面の 1/3 まで — バクテリアコロニーを壊さないため。
やってはいけないこと
• 100 % の水換え — 生物バランスを破壊する。80 % は中毒時の緊急対応のみ。
• フィルターを蛇口で洗う — 塩素で菌が死ぬ。必ず水槽水で洗う。
• 1 日に 2 回以上の水換え — 魚にストレス。
• コンディショナーを「目分量」で入れない — 不足だと塩素が残り、稀に過剰も害になる。
「掃除」ではなく「メンテ」。目的はピカピカではなく安定。ガラスや底床に育った成熟バイオフィルムは、汚れではなく健康そのもの。
よくある質問
- 水道水をそのまま入れていい?
- コンディショナー(Prime、AquaSafe など)使用必須。塩素/クロラミンが魚とバクテリアを殺します。
- 頻度と量、どちらが大事?
- 頻度です。週 20% を継続するほうが月 1 回 60% よりはるかに水質が安定します。
Goldie 編集チーム
合計 30 年以上の実践経験を持つアクアリスト · FishBase と Seriously Fish に基づき事実確認を行う生物学者と編集者 · すべての記事は公開前に資格を持つ魚類学者の監修を受けます
獣医魚類学者、観賞魚疾病の専門家
獣医学博士(DVM)、ミラノ大学 · 水生生物学博士、観賞魚疾患専攻 · 水生生物を対象とした個人獣医診療 10 年以上
出典
- Seachem Prime documentation · Seachem · 2026-05-22
- АквариумОК — Подмены · АквариумОК · 2026-05-22