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詳細解説中級5 分で読めます2026年5月22日

水槽の白い付着物 — 正体と落とし方

カルシウム結晶、珪藻、バイオフィルム — 別問題、別対処。

White scale in the aquarium: identification and removal — aquarium guide
Unsplash / Various photographers

ガラス・機材・水草の葉に白い付着物が出るのは、初心者からよく出る相談。実は 3 つの違うものを「白い付着物」と呼んでいる。それぞれ対処が違う。

1. カルシウム水垢

水際や蒸発しやすい場所に固い白斑が出る。硬水が蒸発する際に析出した炭酸カルシウム。生物的要因なし — 完全に化学。

除去:

• ガラスの外側 — 9 % 酢を布に染み込ませ、10 分置いて拭く。

• 内側(魚を一時的に避難させて)— 弱めの炭酸ナトリウム液とスポンジ。

• 予防 — 水換えのたびに水際を拭く。

2. 珪藻(茶白色の「ホコリ」)

新規水槽で 2〜6 週間後に出る。明るい所では薄茶、暗い所では白っぽく見える。これは珪藻 — シリカ系の藻。

原因:新規水中のケイ酸塩過多と、「有益な」競合藻の不足。

対処:待つ。バランスが整う 4〜8 週で自然に消える。加速するには:

• オトシンクルスやネリタ貝を入れる — 珪藻を食べる。

• 水草の活発な成長 — 光と栄養で競合する。

• 活性炭でケイ酸塩を減らす。

3. ハードスケープ・機材上のバイオフィルム

新しい流木やセラミックは、最初の数週間白〜灰色の粘性膜に覆われる。腐生菌と細菌で、流木の浸出物を食べている。

対処:歯ブラシや水槽用スクレーパーで物理的に除去。3〜6 週で自然に消える。オトシン、エビ、リンゴガイが喜んで食べる。

4. 水カビ病(魚に付くカビ)

これは別物 — ただし見た目は似ている。魚の脇腹やヒレに白い「綿状」がついたら、真菌感染で治療が必要。詳細は病気の記事で。

いつ心配すべきか

立ち上げ直後 — まったく心配無用。安定水槽の白い付着物は注意のサイン:

• 急速に増える — 給餌を見直す(餌過剰 = 有機物過剰 = バイオフィルム)。

• 健康な水草の上 — マクロ栄養素の欠乏を疑う。

• 魚の上 — 隔離して水カビを治療する。

白い付着物それ自体はほぼ常に美観の問題。危ないのは隣人 — 高アンモニア、魚の病気、CO₂ アンバランス。

よくある質問

水換え直後に白い膜が出るのはなぜ?
おそらく水際の石灰スケール — 入れた硬水が蒸発してミネラルが残ったものです。正常。外側から酢で拭けば落ちます。
Goldie Science Board — collective scientific review panel
執筆Goldie Science Board

科学委員会 — 魚類学者と獣医師

大学卒の魚類学者・獣医師 · FishBase、Seriously Fish、査読論文を典拠とする · 監修した記事には資格を明記して署名する

Aquatic biologist Dr. Marcus Hoffmann — portrait headshot
監修Dr. Marcus Hoffmann

水生生物学博士、窒素循環と水質の専門家

水生生物学博士、ベルリン・フンボルト大学 · 硝化作用と微生物生態に関する査読論文 15 年以上 · 教科書『Practical aquaculture and recirculating systems』共著者

出典

  1. АквариумОК — Диатомовые водоросли · АквариумОК · 2026-05-22

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白い付着物診断トラブル