アクアリウム魚の給餌の基本
魚種ごとに食性は違う — 基本メニュー、頻度、避けたいミス。
過剰給餌は最初の 1 年でもっとも多い死因。逆説的だが、魚は給餌不足はよく耐える(1 週間の絶食でも問題ない)。耐えられないのは「多すぎ」。
基本ルール
餌の量は、魚が 2〜3 分で食べきれて底に残らない量。残ったら — 次から減らす。
給餌頻度
• 成魚 — 1 日 1〜2 回、少量。
• 稚魚・仔魚 — 1 日 3〜4 回。
• 肉食魚(大型シクリッド、ポリプテルス)— 週 2〜3 回、たっぷり。
• 週 1 日の「絶食日」。消化を助ける — 特にベタやラビリンス魚。
餌の種類
乾燥餌
フレーク(水面に浮く — 上層魚向け)とペレット(沈む — 中下層魚向け)。良質ブランド(Tetra、JBL、Hikari)を選ぶ — 安物はタンパク質増量剤だらけ。
冷凍餌
赤虫、ブラインシュリンプ、ミジンコ、ケンミジンコ — ブリスター販売。コップの水で解凍、水を切って与える。冷凍餌は寄生虫リスクなし。
生き餌
イトミミズ系、生きたミジンコ、ブラインシュリンプ・ノープリウス。市場のチューブイフェックスは買わない — 寄生虫と病原体の運び屋。安全な選択肢:瓶でブラインシュリンプを 24 時間孵化させる。
植物性餌
スピルリナタブレット、湯がいたズッキーニ/キュウリ/ほうれん草、スピルリナ入りフレーク。プレコ、オトシン、リンゴガイ、ほとんどの雑食魚(グッピー、モーリー)には必須。
何に何を与えるか
• 肉食(ベタ、エンゼル、シクリッド):タンパク 70 %、植物 30 %。
• 雑食(グッピー、モーリー、ラスボラ):50 % / 50 %。
• 植物食(プレコ、オトシン):植物 80 %、週 1 回タンパク 20 %。
避けるべきこと
• パン、ビスケット、ゆでたジャガイモ — 水中で粥化、腐敗。
• 哺乳類の生肉 — 種に合わないタンパク、魚が太る。
• 「念のため多めに」— 魚は冬に備えて脂肪を貯めない。
• 毎日同じ餌 — 多様性 = 健康。
毎日食べ過ぎより、週 1 回の絶食日。観賞魚の「病気」の大半は、給餌過剰と溜まった硝酸塩。
よくある質問
- 魚はどれくらい絶食できる?
- 成魚で健康なら 1〜2 週間。7 日以内の旅行なら特別な準備は不要です。
- 1 種類のフードで全員 OK?
- 理想的ではありません。基本食 + 冷凍を週 2〜3 回 + 必要な種には植物性、と混ぜるほうが望ましい。
Goldie 編集チーム
合計 30 年以上の実践経験を持つアクアリスト · FishBase と Seriously Fish に基づき事実確認を行う生物学者と編集者 · すべての記事は公開前に資格を持つ魚類学者の監修を受けます
アクアスケーパー、IAPLC 上位入賞者、東南アジア・バイオトープの専門家
IAPLC(世界水草レイアウトコンテスト)上位入賞者 · 淡水水槽デザイン歴 20 年以上 · Aquascaping Society of Japan 会員
出典
- JBL Aquarium Nutrition Research · JBL · 2026-05-22